サニックス 中間決算 太陽光発電ビジネス失速痛い 恐ろしい九電台風の吹き返し
同社は第2四半期について、次のとおり説明している。
1、SE事業部門は太陽光発電システム販売・工事を行っているが、東日本地区の売上高が前年同期間比89.6%増加した。しかしながら、前年同期間において売上構成比が大きかった西日本地区における市場環境変化による影響は避けられず、売上高が減少した。
この結果、売上高は197億13百万円(前年同期比▲38.5%減)。営業損益は、減収幅が大きかったため、売上高に占める人件費等の固定費比率の改善には至らず、▲13億72百万円の営業損失(前年同期は▲22億77百万円の営業損失)となった。
2、環境資源開発事業部門は、「プラスチック燃料収入」は、廃プラスチック類の搬入量は微増となったが、受入単価低下により前年同期比▲8.4%減となった。
「売電収入」は、苫小牧発電所が当第2四半期連結累計期間において2年に一度のボイラー及び4年に一度のタービンの法定点検及び定期修理を実施したことを主因として、前年同期比▲11.9%減となった。
この結果、売上高は68億66百万円(前年同期比▲6.1%減)となった。
営業損益は、減収に加え、苫小牧発電所の点検並びに修繕費が増加したことにより、▲1億78百万円の営業損失(前年同期は4億98百万円の営業利益)となった。
3、HS事業部門は、主たる業務を「白蟻防除施工」や「床下・天井裏換気システム」等衛生管理関連のメンテナンス。売上高は35億96百万円(前年同期比▲11.4%減)。営業損益は、減収となったことにより588百万円の営業利益(前年同期比▲33.2%減)となった。
4、ES事業部門は主たる業務をビル・マンション等における衛生管理関連のメンテナンスとしている。売上高は4億55百万円(前年同期比▲19.1%減)。営業損益は、減収となったもののコスト改善により25百万円の営業利益(前年同期は▲59百万円の営業損失)となったとしている。
なお、中間決算の最終損益では、営業店舗の統廃合に伴う減損処理費用や特別費用を計上している。
政治と電力会社の無責任な方策に同社は翻弄されている。
同社はラグビーチームを有しており、選手たちは日ごろ、同社の関係施設であるグローバルアリーナ(グランド6面あり)の仕事に従事し、グランド整備などにも当たっている。サッカーやラグビーなどのいろいろな大会が行われている。
サニックス 第2四半期決算
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決算方式→
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日本基準
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IFRS
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米基準
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連結/百万円
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売上高
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営業利益
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←率
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経常利益
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株主利益
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15/3期Q2
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44,008
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-2,717
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-2,859
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-3,194
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16/3期Q2
|
30631
|
-2,483
|
%
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-2,364
|
-2,940
|
16Q2/15Q2比
|
0.0%
|
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16/3期予想
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67,760
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850
|
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920
|
60
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16期予/15比
|
-29.1%
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15/3期実績
|
95,629
|
-3,142
|
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-3,439
|
-4,966
|
14/3期実績
|
84,221
|
4,508
|
5.4%
|
4,309
|
2,964
|
13/3期実績
|
43,366
|
1,870
|
4.3%
|
1,788
|
1,575
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