7日の株価 日経264円高 上海は艇入れ失敗か 逆に不安視され続落
ギリシャ問題にも景気好調なNY株価は大きく値を下げなかったことを受け、また、ギリシャとEU債権国間で話し合いももたれる報道に、東証は大きく値上がりした。
本日はTPP関連、原油安関連、原発稼動で電力など大きく動いた。
一 方、上海株価指数は、これまで株価を上げる要因となった金融緩和政策が、半年で倍増した株価の下げ局面では全く通用しなくなり、官民揃って各種艇入れ策を 発表している。しかし、逆に不安視され、昨日同様波乱の展開、今日は再び下げてしまった。ただ、まだ時間が1時間あるため、昨日のように買い支えの動きに 入ることも予想される。
中国証券当局は下げの犯人探しを行うと発表しているが、上昇局面では触れず、下げの局面でこうした動きをしても笑われるだけだろう。何でもありの証券市場で共産党といえども統率するのは不可能である。なるようになる。
だが、これ以上下げれば、経済にも影響し、再び回復してきた一部不動産価格も再度下落するおそれがある。欧州経済がたかがギリシャ問題で立ち往生しており、それに引きつられ中国経済も低迷したまま、内需さえも暗雲が漂い始めている。
上海総合指数の下落は、日本経済にとっても深刻な影響を受けることから、いい加減底入れしてもらいたいものだ。
7月7日 日経平均 日本時間午後3時現在
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7日・日経平均
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264.47円
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20,376.59円
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対ドル円
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0.13円
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122.65円
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対ユーロ円
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▲0.04円
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135.44円
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WTI原油先物
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0.43$
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52.96$
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7日上海総合指数 日本時間午後3時現在
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▲102.66P
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3,673.25P
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-2.72%
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上海総合指数 6月12日ピーク
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5,166P
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-29.0%
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6日NY市場
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ダウ平均
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▲46.53$
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17,683.58$
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[ 2015年7月 7日 ]
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