米ウィリアム・アンド・メアリー大の研究機関「エイドデータ」が18日に発表した報告書によると、中国は2000年から23年にかけて世界200ヶ国に対して総額2兆2000億ドルの融資と援助を提供。
うち融資をみると相手国別で最大となったのは米国だったとロイターが報じている。
中国は広域経済圏構想「一帯一路(軍事覇権戦略)」を通じた開発途上国への融資が注目されていたが、今や先進国を含めた比較的高所得の国々へシフトしている実態が浮き彫りになった。
分野別では半導体や人工知能(AI)、クリーンエネルギーなどで戦略的なインフラや、ハイテク関連のサプライチェーン(供給網)を支援している。
エイドデータによると、中国の融資規模は従来推定の2~4倍に上り、引き続き世界最大の公的債権国になっている。
融資のうち高所得国と上位中所得国向けの割合は、23年には76%と、2000年の24%から大きく拡大している。
一例として、英国は融資を600億ドル、欧州連合(EU)も1610億ドルを受けている。
一方、低所得国および中低所得国の割合は23年に12%と、2000年の88%から大きく低下。また、一帯一路構想に基づく新興経済国「グローバルサウス」のインフラプロジェクト向け融資も減らしている。
国別では米国が最大、2500件弱のプロジェクト・活動に対して総額2000億ドル超が供与されている説明している。
中国国有企業は「米国の隅々とあらゆる分野で活動」しており、資金の拠出先として
南部テキサス州とルイジアナ州のLNGプロジェクト、
バージニア州北部のデータセンター、
東部ニューヨークのJFK国際空港と西部ロサンゼルス国際空港の旅客ターミナル、
マッターホルン・エクスプレス天然ガスパイプライン、
ダコタ・アクセス石油パイプラインの建設を挙げている。
ハイテク企業に対しては、中国国有企業が下記の米企業に融資枠を設定している。
アマゾン・ドット・コム、
AT&T、
ベライゾン・コミュニケーションズ、
テスラ、
ゼネラル・モーターズ(GM)、
フォード・モーター、
ボーイング、
ウォルト・ディズニーを含めたフォーチュン500社の多くに融資枠を提供している。
以上、ロイター、AIDDATAなど参照
相手国へ賄賂により近づき、インフラ投資の美名を下に借金の漬物国化を図ってきた。しかし、今や金利が払えず債権額に加算され続け借金は雪だるまになっている。
特に鉱物資源を狙った発展途上国のアフリカの国々では、クーデターや内戦により、インフラ投融資金が反故状態になっている国も多くなっている。鉱物資源開発の残渣で多くの環境問題も生じさせている。不良債権化した融資については、中国国家も特損により消却する必要に迫られている。下記20ヶ国以外の180ヶ国あまりに8.800億ドルを融資してきた中国側の現在残は発表もされず見えてこない。(コンゴ民主、ベネズエラなど鉱物や原油など現物で支払わせている国も多い)。中国による借金漬物国のパキスタンはインドとの抗争でトランプにヨイショして靡き、中国を怒らせている(元利支払い不能で融資本体に組み入れた経緯がある)。
因みに日本の政府や法人企業・個人の20224年末の対外資産は533兆0500億円(日本のGDPに匹敵)、155円換算で3.43兆ドル。
スクロール→
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2000~2023 中国の投資国と投資額
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米ウィリアム&メアリー大学AIDデータ版
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上位20ヶ国
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億ドル
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米国
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2,020
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ロシア
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1,720
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オーストラリア
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1,300
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ベネズエラ
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1,060
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パキスタン
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740
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アンゴラ
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740
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カザフスタン
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640
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ブラジル
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640
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インドネシア
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610
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英国
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600
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スイス
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410
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アルゼンチン
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360
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シンガポール
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350
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ドイツ
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330
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トルコ
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330
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イラン
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290
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マレーシア
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280
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ベトナム
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270
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エクアドル
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260
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サウジアラビア
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250
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その他
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8,800
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22,000
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