アイコン 中国人、三合会、フェンタニル、カンポジア、特殊詐欺、拉致、マネロン、北朝鮮

Posted:[ 2025年10月27日 ]

<2025年10月、張志東、米国へ引き渡し>
キューバ当局に身柄を拘束された合成麻薬「フェンタニル」を米国に不正輸出する中国組織の幹部の「王兄(Brother Wang)」こと「張志東(Zhi Dong Zhang)38歳」容疑者の身柄は、メキシコ政府から米国に引き渡された。

張容疑者は、米国が「外国テロ組織」に指定しているメキシコの麻薬組織(カルテル)「シナロア・カルテル」および「ハリスコ新世代」の2大勢力と緊密に連携しているとされ、「中国から中米、南米、欧州、米国へフェンタニルを密輸するため、他のカルテルとのコネクションを確立した人物」という。

「フェンタニル」は合成オピオイドで、ヘロインの50倍の効力を有する上、生成がはるかに容易で安価。
米国では、オキシコドンなどのオピオイド系鎮痛剤やヘロインに取って代わり、フェンタニルが過剰摂取の原因となっている。

(トランプ1政権がオピオイド中毒を問題視、製薬会社を捜査、医師の処方を厳格化させた。当時から適切な対策を取りないと水面下に潜るだけだと指摘されていた。2016年当時関係死者4万人、2023年10万人)

 



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米国では貧富の差が拡大し続け、薬物依存に入っている人たちが数千万人いるという。薬物の過剰摂取は18~45歳の働き盛りの米国人の死因の第1位となっている。

2025年9月3日、米当局、公海上でフェンタミン原料輸送の船舶急襲
米移民・税関執行局(ICE)は、中国からメキシコの麻薬組織「シナロア・カルテル」へ輸送中だったとされる覚醒剤メタンフェタミンの原料30万キロ以上を上海からメキシコに向かう公海上の2隻の船舶から押収したと発表した。
「メタンフェタミン製造に使われる前駆物質の原料で、メタンフェタミン19万キロ、米ヒューストンでの末端価格5億6900万ドル(約845億円)に相当する」、「メタンフェタミン製造に使われる前駆物質の押収物としては、米国史上最大規模」だという。

コカインの動きも
韓国では今年4月江陵支庁玉渓港に入港した3.2万トンのノルウェー船籍のバルク船から1.6トンの大量のコカインが摘発された。メキシコから出発し、エクアドル、パナマ、中国経由で韓国に入港していた。

韓国釜山港で今年5月、釜山港からエクアドルに向かう9万トンの船舶からコカイン600キロが押収された。当コカインは中南米で密売するため、釜山までの寄港地で回収したものと見られている。
2件の摘発は米国麻薬取締局(DEA)からの情報提供に基づいていた。

日本でも2024年4月、メキシコから横浜港に入港したコンテナ船から531キロの麻薬が発見された。
今年6月には名古屋港が中国人らが作った会社がフェンタニルの世界発送基地になっていたと報じられ、中国人の2人が逮捕された。当摘発も米国からの情報に基づくものだった。

日本では最近、パラサイト型の麻薬密輸が増加しているという。船舶の底に麻薬を固定し、船員が知らないまま海外国へ運び入れているという。今年7月、20キロが清水港で摘発されている。パラサイト型では2019年8月三河港に寄港した外国船舶から177キロのコカインが摘発されている。

特殊詐欺・拉致強制・オンラインカジノ・マネロン
<カンボジア・プリンスグループ陳志>
「歴史上最大の金融詐欺」と呼ばれるカンボジア犯罪の背後には、38歳の陳志氏とカンボジアのプリンスグループ(太子集団)が指摘されている。米当局は陳氏の保有する約150億ドル(約2.2兆円)相当のビットコインを押収し、英国、香港、シンガポールなどの地域でも。陳に対して制裁対象に相次いで指定した。
陳は現在も逃走中。有罪判決を受けた場合、米国では最高で懲役40年の刑が科せられることになる。

陳は20代後半にはカンボジアの2人の首相、フン・センおよびフン・マネット各氏の顧問を務めた人物。28歳の2015年に設立したプリンスグループは、カンボジア最大の企業グループの一つで、現在30ヶ国以上で不動産・金融サービス・消費財など幅広い事業を展開している。
陳は中国出身で、カンボジア・バヌアツ・キプロスの三重国籍を持つ、
表の顔は、
プリンス不動産グループ、プリンス・ファンユー不動産グループ、プリンス銀行を実質経営している。現地における陳氏の不動産投資は20億ドルに達し、首都プノンペンの大型ショッピングモール「プリンスプラザ(Prince Plaza)」などが象徴的な施設となっている。また、プリンス財団を通じて、さまざまな慈善活動も行ってきた。しかし・・・

裏の顔は、
陳のオンライン詐欺は、世界中にその魔手を伸ばし、米検察によれば、陳と共同経営者は、いわゆる「ロマンス詐欺」と呼ばれる恋愛を口実とした詐欺手法を通じて、世界各地の人々から数十億ドルを騙し取っている。
この手法は、感情的な関係を利用して被害者を欺き、投資させたうえで口座から資金を引き出すというもの。被害者は巨額の損失を被り、その資金は贅沢品の購入や資産移転に使われた。

米司法省の起訴状によると、プリンスグループはカンボジア国内に少なくとも10の詐欺拠点を運営し、そこで働く労働者の大半は強制的に抑留された移民。彼らはSNSやオンラインメッセンジャーを通じて数千人の被害者に接近し、「暗号通貨投資で高収益を得られる」と騙して送金を誘導していた。

<カンボジア・プリンスグループ>
米司法省は、陳が政治的影響力と賄賂を通じて犯罪組織を保護し、一部の違法収益をプリンスグループ傘下のカジノや暗号通貨(仮想通貨)マイニングカンパニーで資金洗浄していたと明らかにした。
彼らは詐欺収益で豪華な旅行や娯楽、ブランド時計・ヨット・プライベートジェット・別荘・美術品を購入し、ニューヨークのオークションでピカソの作品を落札したこともあるという。
現在、英国・香港・台湾など各国が陳への制裁におこなっている。英国は陳のロンドン北部にある1200万ユーロ(約21億円)相当の高級住宅、ロンドン金融街の1億ユーロ規模のオフィスビル、複数の高級アパートを押収している。
シンガポール金融管理局(MAS)は関連企業を調査中で、台湾当局も陳事件に関する違法行為について調査していると発表した。
香港メディアは、陳が香港上場企業である致浩達ホールディングスと坤グループを所有していると報じている。
韓国の銀行でも、カンボジア現地法人にプリンスグループの資金が、KB国民・全北・ウリィ・新韓銀行の計4行に、預金残が約97億円あり、現在、凍結されているという。

<カンボジア・オンラインカジノ>
米国平和研究所(USIP)は昨年5月の報告書で、カンボジアで発生したオンライン詐欺による2023年の収益が125億〜190億ドル(1.9兆円~2.8兆円)に上り、これは同国GDPの半分を超える規模と試算している。2017年ころから、中国でネット監視が厳しくなり、中国マフィアの三合会がヒト・モノ・カネを持ってカンポジアに流れ、政権と結びつき、カジノや特殊詐欺の基地が中国の三合会が主導して大量に作られ、借金地獄に陥った人などが各国から送り込まれ、詐欺の巣窟になっているという。三合会は香港を拠点に中国にネットワークを持ち、組員だけで30万人ともされている。各国の暴力団や半グレと関係を持ち、カンポジアを拠点に特殊詐欺、振り込ませたり、各国の暴力団や半グレが受け子に回収させ、一定割合をカンボジア本部に仮想通貨で支払わせているという。

<カンボジア・北朝鮮のサイバー攻撃の巨額資金もマネーロンダリング>
北朝鮮は昨年1月~今年9月までにアラブ首長国連邦(UAE)、日本、インドなどの暗号資産取引所に対するサイバー攻撃で総額28.4億ドル(約4300億円)を盗み出したという。
北朝鮮偵察総局のハッカー集団「ラザルス」は昨年5月に日本の仮想通貨取引所DMMビットコインから3500万ドル(約53億円)相当の暗号資産を奪い、これをフイワングループの決済システム「フイワンペイ」でロンダリングしたという。
「ラザルス」などハッカー集団は今やチャットGPTやディープシークなどのAI=人工知能を使い複雑巧妙化しているという。
 カンポジアでは、北朝鮮がこうしてハッキングした仮想通貨をカンポジアでマネーロンダリングしていると報じられている。

<カンボジア・フイワングループのマネーロンダリング>
多国間制裁監視チーム(MSMT/日本含む西側11ヶ国が加盟)によると、特殊詐欺金はフイワングループの決済システム「フイワンペイ」でロンダリングしているという。
これを受け、米・英当局は10月14日、フイワングループは、カンボジアなどで外国人拉致や特殊詐欺などの国際的な犯罪グループのマネーロンダリングを支援したとして金融制裁している。
カンボジア中央銀行もフイワンペイの免許を剥奪したが、その後もフイワンは変わらず営業を続けているという。

<三合会とフェンタニル>
三合会と中南米の麻薬カルテルが提携し、三合会が東南アジアや南アジアで栽培されたケシを集荷し麻薬原薬のフェンタニルを製造、メキシコなど中南米へ送り込み、メキシコなどで製品化し、アメリカへ送り込んでいる。
その帰り便の船舶には中南米のカルテルからコカインを調達して、韓国や日本の港湾に持ち込み、さらに世界へ偽装通信販売、また、両国の輸出品と一緒にコカインを各国へ送り込んでいるという。

<麻薬カルテル>トランプは麻薬カルテルをテロ組織認定、
メキシコは麻薬カルテルを撲滅できないため、トランプに言われるがままにお任せ作戦。カナダのように関税爆弾を投下されようにトランプを怒らせない作戦が奏功している。

Mexico・・・ グアダラハラ・カルテル、シナロア・カルテル、フアレス・カルテル、ロス・セタス、ティフナ・カルテル、ハリスコ新カルテルなど
Colombia・・・メデジン・カルテル、カリ・カルテル
America・・・テキサス・シンジケート
Myanmar・・・ワ州連合軍 -中国出身の吳再林(林明賢)率いる国家民主同盟軍・・・栽培から製造まで麻薬ビジネス、
フェンタニルの原料ケシの栽培地はアフガニスタン、されにタイ、ミャンマー、ラオスの中国国境地帯のゴールデントライアングル地帯。
中国は薬剤原料としてのフェンタニルの輸出を補助金を付け奨励していた時期もある。表向きの輸出より、裏の輸出が大量で米国が騒がない限り、裏・表の区別ができなかった。中国政府は裏と製薬会社などが絡み、巨大すぎてコントロールできなくなっている。

 

 


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